こんにちは、豆腐です。
転職活動をするとき、
「今の会社を続けながら行う」か「今の会社を辞めてから行う」の二択があります。
巷でよく聞くこの回答は、圧倒的に前者、「今の会社を続けながら行う」です。
これには、私も激しく同意します。
では、なぜ「今の会社を続けながら行う」が良いのか。
辞めてからのほうが自由な時間も十分にあるし、転職活動しやすいじゃないか。
という意見も一理あります。
私自身、一度、「当時勤めている会社を辞めてから転職活動」をしたことがあります。
実際は、会社を辞めてからしばらくフリーター期間があり、その後の転職でした。
その時の転職活動は、とても大変だったことをよく覚えています。
転職活動は今の会社で働きながら行うべき理由3選
それでは、「転職活動は今の会社のを続けながら行うべき」理由を3つ、
私なりの考え、経験に基づきご紹介します。
心に余裕を持ちながら転職活動ができる

1つ目です。
転職活動をしていても、現職で働いている限り、
毎月給与は支給されますので、生活に困ることはありません。
もしここで、仕事を辞めた状態で転職活動していることを想像してみてください。
まず一番に感じることは、『焦り』です。
転職活動は慎重に行うべきだと、別記事でも述べました。
失業保険があるとはいえ、毎月貯金を切り崩しての生活が続きます。
実家暮らしならまだしも、ひとり暮らしや、結婚していたらどうでしょう?
毎月の貯金増加額に比べて、貯金が切り崩されていくスピードはものすごく速いです。
これ、想像以上に焦ります。
そして、転職活動も1週間2週間で決まるものではありません。
どんなブラック企業でも構わないのであれば、1ヶ月もあれば内定をもらえるかもしれません。
ですが、そんな転職、皆さん望んではいないですよね?
また、採用する面接官も、「この人余裕がないな」とわかってしまうものです。
面接官は、今まで何百人、下手すれば何千人もの求職者を見ているプロです。
我々の焦りなど、いとも簡単に見抜かれてしまうでしょう。
対して、働きながらの転職活動は、心に余裕をもたらします。
この余裕を持つことで、個人的に感じるメリットは、以下2つです。
✔ 面接で落ちても食っていけるので、堂々としていられる
✔ こちら側も会社を選ぶ立場にあるんだ。という強いマインドを持てる
私は、採用面接という場では、求職者も採用側も対等であるべき。と思っています。
とはいえ、これからお世話になるかもしれない会社との面接です。
面接では、謙虚に、でも堂々と望みましょう。そのために余裕は必要です。
きっとあなたのオーラを面接官も感じるはずです・・・!!
会社を辞めてからの転職活動は、ネガティブな印象を与える

2つ目は、会社を辞めてからの転職活動は、かなりハードモードになってしまう。という話です。
なぜかと言いますと、
仮に書類選考を通過し、面接の場面を想像してみてください。

あなたの転職理由を教えて下さい。

はい、経理でさらにスキルアップしたく、
現職ではそれが叶わないからです!

そうですか。なら、会社を続けながら
転職活動していてもよかったのでは?

えーっと・・・
(言われてみればその通りだな・・・)
そうです、離職してからの転職活動では、どんなにポジティブな転職理由を伝えても、
『会社を辞めてしまった』という時点で、
何かネガティブな理由があるのでは、
というマイナスなイメージを持たれてしまうでしょう。
なので、もし仮に、会社を辞めて転職活動する場合、
ネガティブな理由だとしても、素直にそのままを伝えることも1つの手かと思います。
その人の内面を見てくれる会社はたくさんあります。
あなたの素直さや誠実さが面接官にも伝わるはずです。
私も、会社を辞めてから転職活動した経験があります。
その時は「上司の暴言に耐えきれず辞めてしまった。でも、無計画な考えだったと反省している」
というように、素直な気持ちで答えていました。
時間はかかりましたが、無事内定をいただきました。
もちろん、心と体が一番大事です。
ですが、上記の理由から、なるべく働きながらの転職をおすすめします。
現職に留まる選択肢も確保できる

3つ目です。最初に結論です。転職活動を続けていくうちに、
「今の会社、思ってたより悪くないかも。もう少し頑張ってみようかな」
と、現職に留まる決断に至ることも、よくあることです。
それは、転職活動を進めていると、今勤めている会社を客観的に見ることになるからです。
求人票を見ただけでも、「給与」、「通勤時間」、「平均残業時間」、「福利厚生」、「事業内容」「業務内容」「キャリアステップ」などはすぐ確認ができます。
面接では、今回募集している部署の役職者や、役員と顔を合わせることになるでしょう。
対面でないと感じ取れない、言葉では表せないような「雰囲気が合う、合わない」というものも、
現職との比較となるはずです。実際にオフィスを見学したいと申し出ても良いです。
私は実際に、最終面接後に見学をさせてもらいました。
その時、何か『直感』のようなものを感じたのであれば、
それを大切に心に留めて、転職するか否かの判断材料にすることをおすすめします。

この『直感』、結構当たりますよ・・・!
数回の面接だけでは、はっきりとはわからないのが難しいところですが・・
やっぱり、その会社の雰囲気に自分が合うかどうか、って大事なポイントだと思います。
もし辞めてからの転職活動だと、この比較ができません。
これは非常に痛手です。
なので、なるべく、現職で働きながら、
比較できる状況下で転職活動することをおすすめします。
まとめ
今日のまとめになります。
転職活動は今の会社で働きながら行うべき理由3選
✔ 心に余裕を持ちながら転職活動ができる
✔ 会社を辞めてからの転職活動は、ネガティブな印象を与える
✔ 現職に留まる選択肢も確保できる
いかがでしたでしょうか?
最後に1つだけお伝えしておきたいこと、それは、
今日書いた内容は、もちろん万人に当てはまるわけではない。ということです。
現職の環境があまりにも劣悪過ぎて、限界だ。
といった状態であれば、まずその環境から離れることが最優先です。
前の記事でも言いましたが、何度も言います。
身体は資本です。健康は全てにおいて優先されます。
仕事を辞めても会社は回ります。ですが、自分が倒れても会社は何もしてくれません。
そのような状況下にいない方々であれば、
今回の記事を1つの参考にしてもらえれば幸いに思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
豆腐